抗がん剤治療中に眠れない夜が続いたけど、今日は6時間眠れた

???? はじめに

抗がん剤の治療を始めてから、「眠れない」「夜中に何度も目が覚める」と悩む人は多いです。
私自身も同じでした。夜に3時間しか眠れず、「このまま治療を続けられるのかな」と不安になる日々。

でも安心してください。抗がん剤やステロイドによる不眠は一時的なもので、体が回復すれば自然と眠れるようになります。
この記事では、私が実際に3時間睡眠から6時間眠れるようになるまでの経過と、
「眠れない夜をどう過ごしたか」をお伝えします。

同じように抗がん剤治療中の不眠で悩んでいる方の、少しでも希望になれば嬉しいです。

抗がん剤の投与を始めてから、夜にぐっすり眠れなくなりました。
寝ついてもすぐに目が覚め、時計を見るたびに「また3時間しか経っていない」。
睡眠不足のまま翌日を迎え、体も気持ちも重くなっていきました。

調べてみると、抗がん剤やステロイドの副作用で不眠になる人は多いと知りました。
SNSや患者会でも同じ悩みを見かけ、「自分だけじゃない」と思えたことが少し救いになりました。

主治医に相談すると、眠れない理由はいくつかあるとのことでした。

こうした要因が重なり、自律神経のバランスが乱れることで眠りが浅くなるそうです。
「眠れないことを気にしすぎないで」と先生に言われたことで、少し肩の力が抜けました。

私の場合、特別な薬を使ったわけではありません。
小さな生活習慣の改善を積み重ねたことで、自然と眠れる時間が増えていきました。

その結果、3時間→4時間→5時間…と少しずつ眠れる時間が延び、
今では6時間連続で眠れるようになりました。

眠りの回復は一気に訪れるものではなく、体が整っていくサインなんだと感じます。

眠れない夜ほど時間が長く感じますよね。
そんなときは無理に寝ようとせず、次のように過ごすようにしました。

「眠れない＝悪いこと」ではなく、「体が今頑張っている証拠」と考えるようにしました。
不眠は体の回復過程の一部であり、焦る必要はありません。

抗がん剤治療中の不眠は、一時的な副作用であることがほとんどです。
私も「もう眠れないのでは」と思った時期がありましたが、体が落ち着くにつれて自然と眠れるようになりました。

体はちゃんと回復しています。
そして、眠りも少しずつ戻ってきます。

もし今眠れなくても、それは「後退」ではなく「回復の途中」。
どうか焦らず、自分の体を信じてください。

眠れない夜はつらいですが、確実に体は良くなっています。
今日より明日、少しでも眠れる時間が増えることを信じて。
「眠れない夜」も、あなたが回復していく大切なプロセスの一部です。